内科一般

  • 咳、のどの痛み

    咳、のどの痛み

  • お腹の痛み

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  • 風邪・発熱・悪寒

    風邪・発熱・悪寒

  • 各種予防接種

    各種予防接種

内科全般の診療を行っています。
発熱や腹痛などの症状が出現した時に、どの診療科にかかるべきか判断に迷うことも多いと思います。
当院では、風邪、発熱、悪寒、腹痛、下痢、頭痛、めまい、咳、喉の痛みなど、内科全般に幅広く対応しておりますので、急な体調不良や日常の検査、診察、健康相談など、不安に思った時はお気軽に当院にお越しください。

はっきりとした症状がある時はもちろん、「具合が悪いのだけれど何科に行ったらいいのか分からない」という場合も遠慮なくご相談ください。また、インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなどの、各種予防接種も行っております。

消化器内科

これまで消化器病専門医・内視鏡専門医として診療に携わってきた経験を活かし、胃カメラ(経口・経鼻)、大腸カメラ、腹部超音波検査といった各種検査を行い、胃癌・大腸癌などの早期発見に努めます。また、日帰り手術で切除できる大きさの大腸ポリープは、その場での切除にも対応しています。
総合病院にも劣らない、安全で丁寧な内視鏡検査を心がけています。

胃カメラ

胃癌・食道癌などの病気は早期に発見できればほとんど完治させることができますが、そのためには定期的な医療機関での検査が欠かせません。
当院では従来の口からの内視鏡(経口内視鏡)に加え、鼻から入れる内視鏡(経鼻内視鏡)も常備しております。

経鼻内視鏡は経口内視鏡よりも細く、カメラが喉に当たる角度も緩くなるため、「口からの内視鏡よりもつらくない」とされています。そのため、最近では経鼻内視鏡を希望される方が増えていますが、内視鏡専門医が行う丁寧な経口内視鏡は、「思っていたよりもつらくなかった」と仰っていただけることも多々あります。
経鼻内視鏡、経口内視鏡それぞれにメリット・デメリットがありますので、以下を参考に、お気軽にご相談ください。

a)経鼻内視鏡(約6mm)

メリット:

カメラが細く、喉に当たる角度の関係で、喉の違和感が軽い。嘔吐反射を起こしにくい(一般的に「楽」である)。

デメリット:

経口内視鏡よりもやや画質が劣る(精密検査よりも検診向け、といえます)。
内視鏡が細いため、空気を送って胃を膨らませにくい。また、観察するための胃液の吸引、粘液の洗浄などがしづらい(やや検査時間が長くなります)。
鼻出血など、経鼻内視鏡ならではの偶発症が起こりうる。
b)経口内視鏡(約9mm)

メリット:

画質に優れ、組織検査などの処置がしやすい(バリウム検査で引っかかった場合など、精密検査向け)。
検査時間が短くて済む(潰瘍、ポリープなどがなければ、概ね5分程度)。

デメリット:

カメラがやや太くなり、喉の違和感、嘔吐反射が出やすい。

大腸カメラ・ポリープ切除

大腸ポリープは大腸癌のもとである事がわかっています。良性ポリープ、または早期癌の段階であれば内視鏡での切除も可能ですが、進行癌になってからでは開腹手術が必要で、術後再発の危険もあります。

当院では大腸ポリープの日帰りでの内視鏡切除も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
内視鏡によるポリープ切除は、内視鏡の先端から専用の切除器具(電気メス)を出して出血しないように通電しながら切除します。大きなポリープの場合は切除後の出血の危険も高く、日帰りでの切除が難しい場合もあります。その場合は、近隣の各総合病院と連携し、切除を依頼させていただきます。

ピロリ菌相談

「ピロリ菌」(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の中に住みついている細菌です。
「ヘリコ」は「ヘリコプター」と同じ語源で「らせん」の意味。数本の長い鞭のような毛を回しながら運動することからそう呼ばれます。ピロリ菌が作り出すアンモニアや活性酸素が粘膜を傷つけ、そこが深く掘れると潰瘍になります。ピロリ菌と慢性胃炎の進行が「胃癌」の発生の大きな原因とされています。
ピロリ菌に感染しているかどうか、調べる方法はいくつかあります。

内視鏡を用いる方法:
内視鏡で「細胞」を取って、そこに菌がいるかどうか調べます。
内視鏡で取った組織を「培養」して調べます。
ピロリ菌が出すウレアーゼという酵素を調べる「迅速法」。
内視鏡を用いない方法:
「血液検査」で、ピロリ菌抗体(IgG)を調べます。
息を吐いたときの「呼気」に含まれる尿素で判定します。
「便」の中に含まれるピロリ菌抗原を調べます。

ピロリ菌を除菌することで、胃癌にかかるリスクはぐんと減ります。早めにピロリ菌のチェックを行い、治療を開始することが、胃癌から身を守る上でとても大切です。除菌治療は胃薬1種類と抗生物質2種類を組み合わせて、1週間内服していただきます。最新の薬剤ですと、1次除菌成功率は92.6%、不成功例でも抗生物質の種類を変えた2次除菌で98%の除菌成功率と言われています。

特定検診・胃癌検診

胃癌は日本人の癌による死亡原因の6分の1近くを占め、毎年約5万人の方が亡くなっています。最近では内視鏡治療の方法が進歩したこともあり、胃癌は早期に発見・治療すればほぼ完治することが可能です。しかし、早期癌はもちろん、かなり進行した胃癌でも全く自覚症状がない場合も多く見られ、定期的な検診を受け、何か症状が出る前に発見することが大切です。

いつまでも健康で過ごすために、40歳を過ぎたら(特に50歳以上は)、胃癌検診を受けましょう。当院では早期癌も発見しやすい、内視鏡での胃癌検診を行っていますので、お気軽にご相談ください。検診を受けて自分の身体をチェックし、生活習慣を見直してみませんか。